つながれ!いのち

soleil10202008-03-30


岩手県立児童館子どもの森にて あそびma・senka主催の「つながれ!いのち」のワークショップに参加してきました!

ドーム型の天井の広々としたお部屋に、続々と参加者の家族が集まります。部屋には赤ちゃんのスライドが流れ、和やかな空気。

ワークショップは約1時間半。
助産婦さんってどんなお仕事をする人なんだろう?から始まり 子どもたちに「みんながお母さんのお腹の中にいたときは どんな感じだったかな〜?」と 胎内記憶をくすぐるような質問を投げかけてくれました。
お友達の中には「泳いでいたよ」「あったかかった」という声もちらほら。

そして 妊婦さんが登場。
「お父さんとお母さんが愛して、赤ちゃんがお腹の中に来てくれたんだよ」と。
「愛ってなんだろう?」
このことについて「愛のうた」という絵本で説明してくれました。
「いろんなものがあること。それが、あい。あなたがいること。それが、あい。よろこび、かなしみ、ゆるすこと、それが、あい。」
こんな感じの内容でした。興味がある方は是非「あいのうた」という絵本を見てみてくださいっ!うまく伝えられません(;_;)

お腹の赤ちゃんの視点で描かれた、素敵な絵本も呼んでくれました。
聞きながら、天使がお腹にいたころの感覚を思い出しました。りすもちょっと前まではお腹の中にいたんだよな〜と。
色彩が柔らかく、本当に素敵な絵本。

妊婦さんが突然痛みを訴え始めました!陣痛ですっ!!
子どもたちはみんなお腹をさすったり 手を握ったり 先生を呼んできたり。がんばれ!と応援します。
先生に連れられて 妊婦さんはお産へ。みんなでがんばれ!がんばれ!と声を合わせると…無事に元気な赤ちゃんが生まれてきました。

ここまでの流れで 子どもたちは生まれてきたときのことを思い出したり 生まれるとき家族みんなに祝福され励まされていることを知ります。親も自分の子どもが生まれたときを振り返り、改めて成長した我が子と向き合います。

この後は大きな子宮の模型に子どもが入り 生まれる体験をしました。
子宮のボールに入り 外から呼びかける親の声のほうへ転がります。そして産道を通って外へ!どの子もお父さんやお母さんにぎゅっと抱きしめられます。
天使は笑顔で生まれてきてくれました。抱きしめてくれるかと思ったら…変身ポーズを決められちゃったよ(笑)
りすも入りました。なかなか産道の出口に辿りつけなかったけど 無事出産。
まだ胎内記憶が残っているかしら?
私も天使やりすを呼びながら 出産のときのことをいろいろ思い出したりしました。

最後に 家族にメッセージを送り合いました。
『ありがとう』『大好き』が溢れていました。


天使は夜寝る前に「ママのお腹で『しゅるしゅるきゅるんきゅるん』ってしてた」と話してくれました。もっともっと聞きたいな。胎内記憶。


このワークショップが もしかしたら県内のいろんなところへ出張してくれるようになるかもしれないとのこと。
たくさんの親子に是非体験していただきたいですっ!!